山梨県笛吹市議会議員 志村直毅 Weblog

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PROFILE

農業
1969年11月3日生(48歳)
笛吹市議会議員

・教育厚生常任委員会
・議会広報編集委員会

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  日本税制改革協議会(JTR)の
  納税者保護宣誓書に署名
  しています。
  
  JTR・日本税制改革協議会



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こころの発達支援

 19日に行ってきた研修について、ご紹介いたします。

 山梨県では、昨年4月から「こころの発達総合支援センター」を開設し、これまでの発達障害者支援センターとこどもメンタルクリニックの2つの組織の機能を併せ持ち、こどもの心の問題や発達障害について普及・啓発・研修を行うほか、地域での支援体制の充実や人材育成を図るための事業を展開しています。

 こころの発達総合支援センター

 今回は、山梨県障害児(者)地域療育等支援事業・施設支援一般指導事業として、笛吹市内の保育所(園)・幼稚園・学校職員などを対象とした研修会があり、機器を使用したADHD疑似体験も行うということで、特別支援教育や発達障害児(者)とその保護者が抱えている課題など、わたしも微力ながら取り組んでいるテーマの1つでもあるので、参加させていただきました。
 (ADHD(=「AD/HD」…Attention Deficit/Hyperactivity Disorder)は、注意欠陥/多動性障害のことで、多動性、不注意、衝動性などの症状を特徴とする発達障害の1つで、行動障害ともいわれます)

 はじめに、こころの発達総合支援センターの保健師さんからの講義をお聴きしました。
 センターの紹介と、発達障害の特性と支援や対応とあわせて、センター等の利用方法などのアドバイスをしていただきました。

 研修(こころの発達支援)

 センターは、医師、保健師、臨床心理士、ケースワーカーら20名のスタッフで構成されており、幼児期、学齢期、成人とライフステージに沿ったチーム制による支援をしています。
 完全予約制の診療や相談支援のほか、研修・講習会の開催、調査研究、地域支援なども実施しています。
 診療を行うクリニックは、甲府(県福祉プラザ内)と都留(都留児童相談所)の2ヵ所にあります。
 甲府は月曜〜金曜の午前、都留は水・木・第2と第4金曜のいずれも午前のみ、精神科医師による診療を実施し、対象は発達に関すること(年齢不問)、こころの問題に関すること(18歳未満)となっています。
 今月末からはショートケアをスタートする予定で準備をすすめているそうです。

 昨年4月〜12月の9カ月間で、初診が196人(月平均22人)、再診は794人とのことで、診療待ち期間は約3ヵ月程度という状況。その間は、相談支援部門と連携しながら次回診療までに備えているとのことでした。

 今回は、保育士や子育て支援に携わる方がほとんどということもあって、幼児期に関する内容のボリュームを多めにお話してくださっていたと思いますが、小学生〜中学生にかけて2次障害が生じてからの相談が多い傾向が目立っていることから、幼児期の段階で早期に相談を受けていただけることが課題と言われていたことが印象的でした。

 少し関係するデータや資料を調べてみました。
 発達障害障害者支援法は2005年に施行されており、厚生労働省では障害者福祉分野の中で自立・生活・就労・診療・デイサービス等のライフステージを通じた施策が、文部科学省でも特別支援教育の施策の中で取り組まれており、従来、特別に支援が必要なこどもは、小中学校の通常学級で学ぶ児童・生徒の6〜7%とされ、全国に約68万人いると言われてきました。
 (平成22年度の全国の小中学校の児童生徒数は、およそ1,050万人であり、6.5%を掛けると約68万人強となります)

 山梨県には、平成23年度で小・中・高の在籍者がおおよそ10万人います。(小学校:約47,600人、中学校:約25,900人、高校:約27,000人)
 そのうち特別支援教育対象者(特別支援学校在籍・特別支援学級在籍および通級による児童生徒)は約2,000人ほどいます。
 そして、特別支援学校の在籍者はまもなく1,000人に達するという状況で、毎年増えています。(平成18年には818人でした)

 笛吹市立小中学校の在籍児童生徒は、平成23年度は約6,150人(小学校約4,020人、中学校約2,130人)で、うち特別支援学級に約100人が在籍しています。また、笛吹市内から100人以上が特別支援学校に通っています。

 このほか、笛吹市内にも特別支援学級在籍の児童生徒のほかに、通常学級に在籍している中にも発達障害の可能性のある子もおり、中学、高校と進むにつれ特別支援学校へ通う人数が増加していく傾向にあります。
 
 数字の紹介が長くなりましたが、発達障害のこどもたちへの家族や周囲の理解と支援は、早い段階から行えることが望ましく、周囲の無理解や決めつけによる「2次障害」が起こってからでは、対応も大変になるケースが少なくないということも含めて、あらためて普及啓発や研修の機会の確保、サポートの充実の必要を感じた次第です。

 さて、講義のあとは、ADHDのこどもの「視点」から、家族や周囲の言うことや物事がどのように聞こえたり見えたりしているのかを、疑似体験しました。

 ADHD疑似体験

 この機器は、ADHDの治療薬とされる「コンサータ」を2007年に国内で発売開始した、ジョンソンエンドジョンソンの100%子会社であるヤンセンファーマが開発したもので、ADHD児(者)にはどんなふうに見え、聞こえ、そしてふるまったりするのかといったことが、また当事者の気持ちが、一例ですがほんの少し感じられたような気がします。

 体験は6〜7分でしたが、けっこう大変な状況が続くことが理解できますので、一人でも多くの教育関係者や保育関係者、そして保護者にも、こうした疑似体験をしていただくことができればと感じました。

ADHD疑似体験

【参考】関連記事のリンク

「自尊心低下を疑似体験 ADHDに理解を」 47NEWS
 (2010年10月19日)

「ADHDを疑似体験 周囲の適切な理解を支援」 47NEWS
 (2009年1月6日)

「世界初、「バーチャルAD/HD」を開発」
 ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース(2008年12月4日)

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