山梨県議会議員(笛吹市選挙区選出)志村直毅 Weblog

 農業、地域、生活をもっと元気に!
 笛吹市から山梨県の未来を創る!!
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志村直毅 事務所
山梨県議会議員
志村直毅事務所


 笛吹市石和町東油川308-1
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PROFILE

◆農業
1969年11月3日生
(53歳)

◆山梨県議会議員(2期目)
(2023年4月30日〜)

◆山梨県ライフル射撃協会長

◇元職(市議・農業委)
(笛吹市議会議員・3期)
(笛吹市農業委員・第22期)


(詳しくはこちらから)

志村なおきは、
日本税制改革協議会(JTR)の
納税者保護宣誓書に署名
しています。
  
  JTR・日本税制改革協議会


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追加対策の公表
この下に貼り付けたのは、NHK甲府放送局のウェブサイトのニュース記事です。
 
(以下、NHK甲府放送局ニュース記事)
 
◆大雪被害 補助率引き上げへ
 
(このニュースのリンク)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045665901.html
 
政府は2月の大雪で被害を受けた農家の再建を促すため、農業用ハウスを建て直す費用への国の補助の割合を引き上げるなど農家への支援策を拡充する方針を固めました。
 
政府は2月の大雪による農業関連の被害への支援策を先週、とりまとめましたが関東甲信地方を中心に被害が拡大しているため支援策を拡充する方針を固めました。
 
それによりますと農業用ハウスを建て直す場合の費用について、先週、まとめた支援策では国が補助する割合を最大で30%としていましたが、最大で50%に引き上げることで、農家の負担を軽減します。
 
また、壊れた農業用ハウスを撤去する費用についても支援を拡充し、農家の負担をゼロにします。
 
このうち、市町村が撤去を行う場合は、費用の10%を市町村の負担とし、残る90%を国が負担することで市町村による撤去を後押しします。
政府はこうした支援策の拡充によって農家の負担を抑え、再建を促したい考えです。
 
(以上、NHK甲府放送局ニュース記事)
 
ここでの撤去費用の全額を財政支援するスキームは、災害廃棄物処理(環境省)も選択可能となり、市町村事業として実施するため、家屋や建物等の処分も市町村の判断で適用可能とすることができるようです。
 
◆参考:農林水産省資料
 
【環境省】災害等廃棄物処理事業
・市町村が事業実施主体となって実施
・市町村事業なので農業者の負担なし
・市町村管内の大雪により発生した廃棄物について収集・運搬・処分
・農業用ハウス等の撤去を含む一連の処理も対象
 
これにより、残念ながらハウス栽培を行わない(たとえば高齢で後継者がいないなどの)農業者の方で、市町村事業として実施する廃棄物処理で撤去してほしい場合は、こちらのメニューという判断になりそうですね。
 
また、再建に対する国の補助も50%に引き上げられるなど、農林水産省から追加対策が公表されました。
 
◎農林水産省プレスリリース(3月3日)
◆今冬の豪雪による被災農業者への支援対策(追加対策)について
http://www.maff.go.jp/j/press/
keiei/saigai/140303_1.html

 
農林水産省のメニューでは、解体撤去に加え、規模拡大等も含め弾力的な内容となっているように読めます。
(再建・修繕への助成部分を抜粋して貼り付けます。詳細は、リンク先のページ下の資料をご確認ください)
 
(以下、引用開始)
 
2.農業用ハウス等の再建・修繕への助成
 
農業用ハウス・棚等の再建・修繕及び再建の前提となる倒壊したハウス等の撤去に要する経費を助成します。
(被災農業者向け経営体育成支援事業)
 
●今回の大雪により地域の基幹産業である農業が壊滅的な被害を受けていることに鑑み、産地の営農再開及び食料の安定供給に万全を期すため、以下のとおり、地方公共団体の復旧支援を後押しするための、今回の豪雪に限った特例的な措置を講ずる
 
○ 再建・修繕に係る補助率を10分の3から2分の1に引き上げる
残りの部分に対する地方公共団体の補助に関し、その7割について特別交付税措置を講ずる
これらにより、農業者の負担を最小化できる仕組みを構築する(地方公共団体の補助が10分の4となった場合には、農業者の負担は10分の1となる)

 
○ 撤去については、農業者負担のないよう定額助成(地方負担を含めて10分の10相当)とする(地方公共団体が2分の1相当を負担することを前提に、国が2分の1相当を補助。地方公共団体には特別交付税措置(地方公共団体の負担分の8割)を講ずる)
 
●再建・修繕の場合に、併せて自己負担で強度の向上、規模拡大等を行うことは可能
 
●撤去については、市町村が実施する環境省の災害廃棄物処理事業の対象となるが、農業者が速やかに撤去し経営を再建しようとする場合には、本事業の利用が可能 
 
(以上、引用終わり)
 
農林水産省の被災農業者向け経営体育成支援事業(撤去部分)については、市町村の被災証明書の交付を受けていることが要件となります。
また、経営再開の意思があることも要件です。
被災証明書交付に関しては、全市的に対応できるよう市やJAとも連携していくよう働きかけます。
 
解体撤去に関しては、県と市の補助率に加え、その8割措置される特別交付税もふまえて、市町村の財政的にもメリットがあるかたちで選択していければ、なおよいですね。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
生産者大会、委員会審査
3月に入りました。
 
気持ちも新たに…と言いたいところですが、まあ(現実がそうはなっていないので)少しずつ前に進んでいきたいと思います。
お見舞いや励ましのご連絡等をいただいたみなさまには、心から感謝申し上げます。
議員活動や経営再建など、一つ一つ全力で取り組んでまいります。
 
さて、笛吹市議会定例会は、28日と3日、条例・補正予算案の委員会審査を行っています。
災害対策本部の対応や、税・料の減免の検討など、大雪災害を受けての質疑・意見等も出されています。
あわせて、雪害対策や支援について、各方面で鋭意対応を進めています。
 
2月28日には、JAの支所で「生産者大会」が例年とは異なるかたちで開催され、組合長や市役所担当課長にもご出席いただき、災害対策等について当日時点での情報提供や質疑応答が行われました。
解体・撤去等に係る全額補助の「標準単価」の算定について、協議の際には十分現状を理解して要請してほしいと伝え、多くの方から質問などが出されました。
 

 
今後、週明けに追加対策や詳細な補助事業等の制度設計が示されていくことになります。
 
市や県の公式サイトや、組合員の方はJAからの情報などを確認していただきながら、再建に向けてがんばっていきましょう。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
再建の課題を一つ一つ…
今日は、宮川典子代議士が笛吹市内のハウス倒壊被害状況を調査・視察され、市、市議会、JA等で対応させていただきました。

こちらの園主さんは、20アールの桃のハウスが倒壊してしまったのですが、雪の中ハウス内で対策を講じていたものの、危険を感じて外に出たところしばらくして倒壊したとのことでした。

園主さんの奥様と少しお話しましたが、うちも同じような状況なので本当に胸が痛みました。



それにしても今日の山梨日日新聞1面の「再建補助45歳未満限定」という記事には、多くの被災農家が、その主力である中心世代が60代であることをまったく念頭にしていないと憤りを感じており、これだけは(仮に何らかの基準を設けるとしても、45歳未満のハウス栽培農業者が「何人」いると思っているんですか!というハナシ)40代後半から(せめて)60代の該当者が再建に向けて立ち上がる意思を示していれば対応できるような支援策にしてください!と、視察後に1時間以上かけて、その他の課題も含めいろいろなお話を聴いていただきました。

特別交付税の繰上げ交付にしても、とりあえずは予定しているものを前倒ししているということですので、ここでの除雪費用などの支払いに充てられるとしても、根本的な支援策という意味では「別立て」の財政支援が求められるわけで、全体的な財源の課題はあるにせよ知恵を絞っていただきたいと切に願うところです。

もちろん、農業被害だけではないので、中小企業者対策
http://www.meti.go.jp/press/2013/
02/20140218003/20140218003.html

も含め、さまざまな対応について、「やむを得ない状況」という視点を適用してあたるよう検討してほしいですし、そこは宮川代議士も強い認識をお持ちでしたので、とにかく「チーム山梨」で産地・産業を再建するべくご尽力をお願いしました。

解体撤去にしても再建支援策にしても、具体的な話になれば課題も多く、細かい制度設計にご苦労はあると思いますが、生産者(農業者)側として出来ることやしておかなければならないこと、想定しておくことなどを整理しつつ、行政として対応していただきたいことや可能性をさまざまな角度から検討することも、自治体議員の立場で各方面にしっかり働きかけていきたいと思います。

課題を一つ一つクリアしていけるようがんばります。
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
定例会初日に意見書可決
昨日の定例会初日、議会運営委員会で議員発議の「平成26年2月の大雪災害に関する意見書」の案を揉み、さまざまな議論がありましたが、最終的には文章の添削と要望事項の加除で集約され、全員協議会で説明後、本会議上程となりました。

形式的に常任委員長が「提案者」「賛同者」ですが、議員発議案として議員全員(全会一致)で可決し、関係大臣に送付することとしました。
タイミングとしてはこの開会日でも早いほうでないと思っていますが、本会議での議決が必要なので、笛吹市議会としては「最速」です。

ハウスの撤去費用については、国・県・市で全額補助という方向性が示されました。
さらに、県や市町村への財政支援は年度をまたいでもなおスムーズに進めていただけるようお願いしていきます。
また、「人・農地プラン」に限らず、就農支援や農業関係の施策として、45歳という年齢が1つのポイントとなっているのが近年の傾向だと感じます。
笛吹市でも新年度予算には「定年就農」支援を盛り込んでいますが、40代後半や50代で農業を始める人も少なくない中で、ハウスの再建補助に年齢制限がつくと厳しいです。

今朝は、市内の被害状況を視察される国会議員の対応と意見交換の予定です。

明日からは、(日程を組み替えたので)委員会審査が始まります。
再度、議案と進行の確認もしておきます。

次の本会議は3月6日(木)。
代表質問は3月7日(金)で、わたしは午後の登壇です。



| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
花見園再開、ハウス・農業再建へ
昨日、お花見園にハウスを提供している園主、JA支所、市観光商工課で、大雪により中止している「日本一早い桃のお花見園」について、対応を協議しました。
駐車場の関係でまだ除雪が必要ながら、残った園でできるだけ開園する方向でまとまり、26日か27日には再開する予定です。
(うちの園ではできませんが)残りの限られた園と期間とはいえ、ぜひご来園いただければ幸いです。
 
市雪害ボランティアセンターを通じて参加してくださっているボランティアの方々に、援農ボランティアも加わって倒壊したハウスの除雪なども始まっています。
高齢農家の方や担い手の限られたところから、まずは除雪、そして解体へと一歩一歩進めていけたらと思います。
 
15日の倒壊直後は、とにかく電源を落とし、燃料タンクのバルブを閉じること、あとは写真を撮ることくらいしかできませんでした。
被害が相当な範囲にわたることから「電源、バルブ、写真」の確認を、JA等を通じて周知していただきましたが、経営者としての危機管理としてこうしたことも(もうあってほしくないですが…)ハウス栽培者も持っていなければならないと感じました。
 
昨日は、農林水産省から被害に対する対策が公表されましたが、まずは第一歩というところで、これから解体撤去や再建に向けて具体的に活用しやすいものにしていけるかが、産地・産業の復興支援としてのポイントになると思います。
廃棄物処理扱いでの助成を受ける方法も一案ではありますが、使えるものを使って別の品目で今年の栽培をする(たとえば残ったパイプを使ってナスなどの野菜を栽培する)という場合には難しいでしょう。
資材の調達や人手の確保がすぐには進まないことも考えられ、露地作物の仕事もそろそろ始まることから、解体や再建の方針や方向性をそれぞれに早期に決断していく必要があります。
 
引続き、再建に向けて必要な対策を講じられるよう働きかけてまいります。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
林大臣、被害状況視察
今朝から市内小中学校も通常登校を再開します。
朝の通勤時間帯と重なるため、保護者が登校班に付き添って見守りします。
 
昨日は、家の周囲の雪かき後、地区の敬老会へ。
困難があってもそのたびに乗り越えてきた地域の大先輩の方々、とくにこの地域は明治40年の大水害や関東大震災、戦争、浸水対策と、本当に多くの歴史的な災害などを克服し、優良農地を形成し良好な住宅環境をわたしたちの世代に引き継いでくれました。
こうした財産をしっかりと後世につないでいくためにも、敬老者の方々の生きる知恵や幅広い経験を、地域のために与えていただき活かしていただけるよう、挨拶の中でお願いいたしました。
 
その後、敬老会を中座して林農林水産大臣の被害状況視察現場へ。
大臣視察ということもあり、関係省庁の方々や県をはじめ、市、JA、生産者や地域の方々、国会議員や県議会議員、市議会議員など、報道関係者も含めて、非常に大勢の方々に倒壊したぶどうのハウスを視察していただきました。
「今週中にも対応策を打ち出したい」とのことでしたので、まずは農業者への支援の姿勢をメッセージとして早期に示してほしいという思いが届いたことに、関係者のみなさまのお力添えやご尽力とともに感謝申し上げます。
 

 
これから、笛吹市としても援農ボランティアの方々も受け入れるとのことですが、農業者の方々が一人でも多く再建していけるように、解体撤去作業から協力して進めていかなければなりません。
 
その後、他の被害農家の方の聞き取りや打ち合わせをした後、笛吹市雪害ボランティアセンターが開設されている笛吹市清流館を訪れました。
市役所職員、社会福祉協議会の職員のほか、青年会議所や商工会青年部、ボランティア団体の方々が詰めていて、この日だけでも約70名の方が43件の雪かきニーズに対応してくださっているとのこと。
チラシをいただき、参考になるお話も聴かせていただき、災害対策の体制については動きながら検証もして、改善を図ったり次に備えたりしていかなければならないことをあらためて感じました。
 
今日は、中止している日本一早い桃のお花見園の今後について検討します。
お花見園でもあり倒壊してしまったために中止の原因にもなってしまっている園主の一人としても、可能なところで継続していただけたらと思っています。
 
午後からは、百条委員会です。
本日は証人喚問2件を予定しています。
明後日からは、市議会定例会の開会です。
 
2月は「逃げる」月と言いますが、あっという間に過ぎていくものの、まだまだ雪は居座り続けています。
大雨と違う災害対策。そうは言っても止まってはいられませんね。
パラリンピックの開幕までには何とか日常生活を取り戻したいです。
 
今日もがんばっていきましょう。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
通学路の除雪作業
今日は、胎内市の派遣部隊からお借りした除雪機で実施している学校関係の除雪が、石和地区で行われました。

地元の富士見小学校でも午前9時から作業開始。

保護者のみなさんも大勢駆けつけ、教職員のみなさんや市教委の職員のみなさんが協力し、小学校南側の道路の通学路・グリーンベルト(総延長たぶん約700〜800mにわたって)に積もった雪を除雪しました。

日陰で凍ってガチガチの雪は手強く、つるはしやスコップでの人力と、歩行式除雪機、保護者が乗ってきたバックホー2台も活躍しました。

2トントラックと軽トラで雪を運ぶのが間に合わないほど、みなさん猛烈に雪かきしまくりました。

わが家のトラクターも参加し、3時間半ほどかいてかいてかきまくりました。(^^♪
 

【写真1】(終了後の通学路)

通行する車両の方々にはご迷惑もおかけしましたが、午後は別の学区に除雪機も移動するため、とにかくお昼過ぎまでみなさん汗だくでがんばってくださいました。

大変な大雪となりましたが、あらためて協力しあうことの意味や意義を、お互いに感じあえたと思います。

参加された保護者のみなさん、先生方、市職員の方々、さらにはスコップやミニバックで一緒に参加してくださった沿道の地域のみなさん、こどもたちの通学の安全確保のためにどうもありがとうございました。
本当におつかれさまでした。
 

【写真2】(トラクターに乗っている写真は、PTA役員のKさんが撮影してくださいました。わたしはデジカメを持っていったものの、撮るのを忘れさらに知らぬ間にへこましてしまいました。(T_T))
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
豪雪から一週間
笛吹市内も除雪が進み、笛吹市川三郷線(県道36号)は21日午後3時に通行規制が解除となりました。

市内業者さんや新潟県胎内市からの派遣部隊による道路の除雪、地域の方々や保護者による生活道路や通学路の除雪も行われ、今日明日の土日にはさらに除雪作業が展開されます。

笛吹市内の孤立集落や孤立世帯も解消され、徐々にですが日常生活を取り戻せるようになりつつあります。

昨日は、市議会百条委員会の準備会、東山梨行政事務組合議会定例会、その間に葬儀やら打ち合わせやら、議会としての災害対応を検討し、夜も地域の会議であっという間に時間が流れていきました。
 
22日は胎内市派遣部隊から借りている小型除雪機での除雪(学校周辺の通学路などを中心に実施)エリアが、石和地区の学校となる予定なので、保護者にも動員がかかっています。
まだまだ通行には危険もある状況なので、少しでも雪かきを進めたいと思います。

さて、昨日もあちこちで話題になり、問い合わせもいただいた農業用施設(ハウス)の損害は、相当な規模に上り被害額も他県とは桁違いとなるかもしれません。
やはり、多くは果樹であることによる特徴でもあり、再建には大きな労力と投資が必要になります。

23日には農林水産大臣も山梨県内の被害状況を視察されるとのことです。

窮状を訴えられたり、手の付けようがなく困惑していたりする農業者の方々からいただく声や、前を向いて再建に立ち上がろうとする農業者の現状を、多方面からのアプローチでしっかり伝え、激甚災害ともいえる農業被害への支援策を、大きく前向きに対応していただけるよう求めていきたいと思います。

20日からは、笛吹市雪害ボランティアセンターも開設され、雪かきをしてくださる方や困っている方それぞれにお問い合わせをいただいています。
市災害対策本部や県、笛吹農業協同組合、市商工会など、関係機関の情報や対策を参考にしながら、二次災害に注意し、損壊した施設や家屋等の修理など、地域の方々と力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
通行規制、雪害ボランティアなど
◆笛吹市芦川町への通行規制関係について
 
・笛吹市川三郷線(県道36号)は、20日まで緊急車両のみの通行規制を実施しておりましたが、2月21日(金)は次のとおり時間制限で通行可能となります。
 
【1】八代から上芦川方向は、
・午前8時00分〜8時10分の10分間
・午後12時30分〜12時40分の10分間
・午後6時30分〜6時40分の10分間
の3回です。
 
【2】上芦川から八代方向は、
・午前7時30分〜7時40分の10分間
・正午〜12時10分の10分間
・午後6時00分〜6時10分の10分間
の3回です。
 
通行開始時間の目安となる場所は、
【1】がアーチェリー場付近
【2】が新鳥坂トンネルの八代側坑口
です。
 
・除雪が順調に進めば、22日からは通行制限の解除も可能となる見込みがありますので、無理な通行や不要な通行は控えてください。
・みなさまのご協力で除雪作業と21日以降の規制解除に弾みがつくことと思いますのでご理解の程お願いいたします。
 
 
◆笛吹市雪害ボランティアセンターの設置について
 
・2月20日に笛吹市雪害ボランティアセンターを設置しました。
・設置場所は、笛吹市清流館(市立石和中学校の隣り)となりました。
・おかげさまで市内外から、数多くのボランティア希望者の方々にお問い合わせ、ご来所いただいているとのことです。
 
・内容は次のとおりです。詳細はお問い合わせください。
 
■活動対象
自力での除雪や地域での対応が不可能な方
 
■活動内容
雪かき作業
※併せて、地域案内役やセンターのお手伝いも募集します。
※困りごとの内容・量・質は変化していくことをご承知願います。
 
■活動時間
午前の部 10時〜12時 午後の部 1時〜 3時
※予定時間であり、時間の変動はあります。
※受付時間は、9時〜16時までとします。
 
■設置期間
平成26年2月20日(木曜)〜3月末日(予定)
 
■服装・持ち物
動きやすい服装、防寒具、スコップ等雪かき道具
※自家用車でお越し願います(可能な方は軽トラックでお願いします)。
 
■連絡先
笛吹市災害対策本部・雪害ボランティアセンター事務局
〒406-0033 山梨県笛吹市石和町小石和700
笛吹市清流館内(笛吹市立石和中学校隣)
 
<お手伝いできる方は>
090-3046-2742
 
<困っている方は>
090-3046-2642
090-3046-2842
 
 
◆市道や通学路の除雪
・新潟県胎内市からの派遣部隊による除雪が始まっています。
http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/shisei/news.php?id=6533
 
・まだまだ市道や通学路などに除雪が必要な場所がありますが、順次対応していく見込みです。
・危険箇所等の情報提供は、市災害対策本部にお寄せいただくとともに、近隣の方々のご協力による除雪作業もよろしくお願いいたします。
 
| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
雪害への対応状況まとめ(2月19日現在)
雪害への対応状況まとめ(2月19日現在)

本日15時から市議会全員協議会において、19日午前10時現在での豪雪被害状況が報告されました。
以下の内容は報告時点のものと、2月19日19時頃までに判明した情報が含まれています。

◆被害関係については詳細を調査中ですが、次のとおり。

・大雪による直接の人的被害としては、亡くなられた方2名、けがをされた方は調査中です。
・家屋被害は、住宅の損壊や、建物、カーポートなどの倒壊多数。
・農業被害は、桃、ぶどう、いちご、野菜、花卉等のハウスの7〜8割が倒壊(全半壊)。

◆孤立集落については、次のとおり。

・孤立集落は19日午前10時現在では「なし」としています。
・芦川地区については、新鳥坂トンネルの除雪が雪崩による危険が高く時間がかかっているため、一般車両の通行は20日以降となる見込み。緊急車両の通行ができることから、「孤立集落」という区分とはなっていません。
・なお、芦川地区には非常食を18日に運んだほか、保健師を派遣して住民の健康管理に対応しているとのこと。
・また、区長(芦川地区には4つの集落があります)や民生委員さんが手分けして全世帯を訪問し安否確認も完了。
・雪崩の危険がある以上は簡単に通行規制を解除できませんし、まずは安全を最優先ということでご理解ください。
・2月17日撮影のトンネルの写真(笛吹市役所による公開写真)からは、「その雪をどかせばいい」という状態ではなく、かけばその上方からの雪が崩れてくるという危険があり、峠道は雪崩も発生している状況とのことです。

・孤立世帯については、境川町は孤立解消。
・一宮町石の4世帯15名については、防災ヘリにて医薬品送付完了。

◆帰宅困難者については、19日午前ですべての方が帰途に着きました。

◆学校・保育所関係の対応

・芦川小学校を除き、市内18の小中学校で20日から再開。
・いずれの学校も2時間遅れで始業。登下校にあたっては、教職員の随行や保護者の同行を依頼。
・3校は21日も2時間遅れ始業の予定。
・(下記の)派遣部隊により、学校関係の除雪を実施予定。20日は一宮地区の学校を実施する見込み。

・芦川へき地保育所は14日から休園中。
・そのほかの市立保育所は開所。
・市内私立保育所はすべて開所。

◆除雪作業

・14日(金)午後から、市内業者に除雪作業を要請し作業開始。
・友好都市である新潟県胎内市から、除雪車6台と職員11名が笛吹市に向けて本日16時に出発。
・胎内市派遣部隊により、20日〜23日までの4日間除雪作業が行われます。

◆災害ボランティア関係

・笛吹市雪害ボランティアセンターを、市災害対策本部が20日に設置。
・開所する場所は、市役所八代支所1階。
・市と笛吹市社会福祉協議会等が協力して、ボランティアの受け入れやマッチングをおこなう予定。

◆大雪による笛吹市消防本部の出場状況

・救急 22件
・救助 3件
・その他 11件
・合計 36件
・ドクターヘリの臨時発着所を17日から県立笛吹高校校庭に設けている。19日には雪かき中のけが人を搬送。

◆市の対応状況等

・2月15日午前6:30に災害対策本部の設置。

【写真】笛吹市役所ウェブページより(新鳥坂トンネル 2月17日午前10時31分撮影)
http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/shisei/news.php?id=6522


| 志村直毅 | 2014年2月豪雪関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
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