10月9日、2学期最初のよみきかせ。
1年生のクラスに伺いました。
みんな元気に待っていてくれましたが、1年生ということもあってかとにかく反応がイイです。(^^♪
「みんな、運動会楽しかったですか?」
「は〜い!」「楽しかった〜!」「あんまり楽しくない」
(このクラスは残念ながら今年は負けた赤組系列だったようです)
机を移動して、床に座っているという状態ではなかったので、「うしろの子は絵がみえるかな?」というと、「こっちでやって〜!」と教室の後方のスペースでするようにせがまれ、「じゃあ後ろに移動!」
「先生!座布団は?」
(先生じゃないけど…(^_^;))
「持っていっていいよ」
選書は3冊でしたが、最初に『つきよ』を読みました。
最初のページで月が山を滑り、タヌキがおなかを両手でギュっというところで、自分のおなかをつかむ真似をすると爆笑!
ページをめくるごとに、「クジラだ!」「ツノみたい!」「先生なんで?」(…先生じゃないけどね(*_*))「字少な!」といった声と笑い声。
こどもたちの発想にこちらも楽しくなります。
残り時間が5分ちょっとになってしまい、2冊を両手に持ち「どちらか1冊。どっちがいいかな?」というと、「右!」「左!」「左!」「えー右!」「左!左!」「両方!」(^_^;)
「よしわかった。じゃあ両方読むからね!」
2冊目は『パパ、お月さまとって!』
この絵本は仕掛け絵本のようなタイプなので、ページを展開しながら読み進めていくと、「わー!」「えー!」「おー!」「おおきい!」など、とても楽しんでくれたようです。
お月さまの大きさが変わっていくようすと、顔の向きが変わるところも、ちゃんと理解しているようです。
最後に、『おむすびさんちのたうえのひ』。
「みんなお米ってどうやってできているか知ってるかな〜?」
「しってるよー!」「田んぼ!」という声も聞こえ、「今は稲刈りの時季なんだけど、これは田植えのお話だよ。」「運動会のお弁当で食べたおむすびやいなりずし、おかずの具が出てくるよ!」
こどもたちは、かがくいさんのほのぼのとした絵もタコやイカが田植え名人なことも、しっかり受け止めてくれます。(^^)
いろんなキャラが出てくるので楽しいのですが、如何せん時間がない…。
「梅干しが梅食べてる!」
「先生、あれ何?あれは何?!」
「これは「おかか」だよ!」
「みんなで背中流してる!」
本当に楽しいひとときでしたが、最後のかがくいさんの『おむすびさんちの…』は、これ1冊でじっくりとよみきかせしてもいいなぁという本でした。でも、ストーリーや絵の奥深いところにあるものを感じたり考えたりするのは、もっと高学年に(あるいはおとな)になってからがいいのかもしれません。
1年生のよみきかせ、一緒に楽しませていただきました。
Fun to Reading!