8月10日、山梨県市議会議長会議員合同研修(前期)。
講師は、新川達郎同志社大学大学院教授です。
テーマは「議会・議員の役割と今後の地域活性化に向けて」。
講演の中でのの大きなポイントは、
人口減少社会に立ち向かう中で、議会・議員の果たすべき使命をあらためて問いかけ、政策立案能力に期待されていくであろう。
議員は、広い視野と変化に対応していけるような柔軟さを持って、総合戦略や総合計画を使いこなせるような力量も求められる。
という点だったように思います。
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「Twitter」による【ひとこと・お知らせ・情報板】
2016.08.10 Wednesday 17:00
市議会議長会議員合同研修(前期)
8月10日、山梨県市議会議長会議員合同研修(前期)。
講演の中でのの大きなポイントは、 という点だったように思います。
やや時間が足りなかったようですが、議会基本条例で総合計画の基本構想・基本計画の議決事件化を、議会改革の前提というスタンスでお話をされていたのが印象的でした。
これを実現したかったものの叶わなかった議員としては忸怩たる思いもあると同時に、同じ笛吹市議会の一員として賛同していただけなかった議員の方々には、議員の職責として地方自治体の最上位計画の策定議論に関わる公式ルートがない議会の現状と、議員としてこれが必要なことであるということを、新川先生の講演を聴いて理解していただけることを期待しております。
2016.08.01 Monday 20:40
会派研修
今日は、4時半から幸茜の除袋後&りんごなどの防除、川中島白桃の3回目収穫・出荷の後、資料をプリントアウトして、依頼案件の対応をして、石和温泉駅に直行。
金沢市大桑防災拠点広場で視察研修。担当者から広場の整備の経緯や活用状況、特徴などを伺いました。
その後、直売所と市民芸術村を回って、兼六園もオプションで拝観し、香林坊でチェックイン。
防災と地域包括ケア体制の構築に、前任期から取り組んでいます。 2016.07.30 Saturday 23:59
ローカルガバナンス学会第24回研究会
ローカルガバナンス学会第24回研究会
この日は早朝からの石和地区球技大会も無事に13時過ぎに終わり、1件用事を済ませ、球技大会の装いのままクリスタルタワーに涼を求めて(^_^;) 滑り込みました。
わたしも、質疑応答で2点ほど質問しました。 地域包括ケア体制の構築は、地域の実情に応じた手法の違いはあっても、取り組まなければならないポイント、必要な人材やしくみ、地域の連携といった課題を、可能な資源をむすびつけて着実に進めていかなければならないものであると、あらためて感じました。 中身のある議論をして、施策に反映していきたいものですね!
2016.05.18 Wednesday 23:59
第100回東京財団フォーラム
5月18日、第100回東京財団フォーラム「議会基本条例10年〜東京財団モデルから考える〜」に参加してきました。
※筆者注:東京財団モデルとは、議会基本条例において、1.議会報告会(意見交換会など)、2.請願・陳情者の意見陳述、3.議員間の自由討議のいわゆる「3点セット」を組み込むというもの。
この10年の間に制定されてきた自治体の議会基本条例に、この3点セットが入っているかどうかが、一つの大きな評価のポイントになるというような理解をしておくとよいと思います。 司会:今井章子(東京財団常務理事)
○千葉
○中尾 議会として、機関として、議会報告会、意見交換会ができているかどうか。議会と行政の違い、住み分け、といったことが、市民の中に育っていくといい。 平成14年に旧本吉町が実施した議会報告会の開催要項。 議会報告会に参加者が少ないというのは、議会の議論が白熱していないということかもしれない。市民に関心を持たれるような審議をしていくこと、制度として継続していけるようにしていくことが大切。 初めて議会報告会を開催したときは、議会事務局職員として大変緊張した。しかし、議員は堂々と間違っていることもしっかり話していた。(笑)
○江藤 かなり苦労した重要なものが、この議会基本条例には入っていると考えられる。 この10年間は、歴史の手本となるような時代だった。 1,住民自治の根幹は議会。議決の前の日、眠れるか?それだけの権限がある。 議会改革が進んできたと言うが、市民は満足しているのか?by千葉
○廣瀬 栗山町議会基本条例前文を紹介。 本気で違った視点を持った人たちが、公開の場で議論するということが、合議体ならではの活動。 議決責任は、説明責任は問われ続け、それを果たせないと議会無用論が起こる。 政策立案の会議だったら、委員会条例に基づいたかたちよりはもっとざっくばらんにやってもいいと思う。
○千葉 ・議会のホームページに会派の考え方や理念などを明示していってはどうか。
議会改革の新たな展開
今後の展望と課題
・多彩な公選職
合議機関として「総意」を示せるか
○(千葉)議会の存在感、議会改革は、高まったか、進んだか?
中尾;ここに集まっているような人の中ではかなり制度は動いたと思う。しかし、市民の中では、市民が納得するような変化は起きていないと言えるのではないか。そこがこれからの課題。
江藤;予想以上に進んだ。栗山町の条例案の段階では、こういうのができるといいですねくらいだった。議会改革のリーダーシップは議長に依るところが大きい。また、委員長のさばき方、討議の仕切りなど、これも重要。議長、委員長のリーダーシップ。
廣瀬;想像以上に変わった。議会のあり方、理念がこういうものであるということに、変わってきたかという意味で。ただし、それを実感できる瞬間をどれだけ自分たちの自治体議会で持てているか、市民が実感できるか、という意味ではまだまだである。
千葉;議会の独立性というような意味では、この10年で、足がかりに届くのかなぁというところまで来るかと思っていたが。
○(千葉)今後の課題は?
中尾;条例の見直し、市民参加を十分ふまえてやってほしい。全部市民に見せる、ここが確保されなければ、改革は足踏みする。
江藤;議会改革が目的ではなく、成果に結びつけて市民に還元してほしい。市町村合併は一段落している。広域議会、一部事務組合議会への関与も必要。報酬、定数などのほか、条例体系の見直しが大きなひとつ。
廣瀬;自治体の政策課題は、多様化、細分化している。じゅうみんかrqすると、個別的な困りごとであり、漠然とした不安。いつまでここで日常生活が送れるのか、といった感覚が増加。
(フロアからの発言も複数ありましたが割愛します。関心のある方はFacebookもご覧ください)
さて、わたしの感想です。
議会基本条例は、8年前に議会に送り出していただいたときから、笛吹市議会でも漠然と実現したいと思っていました。
議会は何をしているのかよくわからない。どうせ変わらない。そういう思いを何とか変えていくことはできないか、新人議員として思いはだれよりも高く熱く持って、議会に「突撃」したつもりでした。
が、物事はそんなにカンタンに動くものでもないですし、今日のフォーラムでも言われていたように、議会は多様な住民の民意を反映した場でもあり、多彩なバックグラウンドを持つ人たちの集まり(でなければそれもヘンだし…)。
もちろん、数少ないながらも議会改革に同じ思いの先輩議員もいて、(長い経過は省略しますが)2回の議決事件化条例の提案もむなしく最初の任期が終わり、今任期で総務常任委員長となり議会改革の議論にも参加することができ、議会基本条例の小委員会で二十数回にわたる条例案の検討の中でイニシアチブをとらせていただきながら(抵抗も最後まで強かったですが)なんとか笛吹市議会基本条例を制定までこぎつけました。 ただし、笛吹市議会基本条例には、まちのビジョンであり市民の計画でもある総合計画の基本構想と基本計画の議決事件化が盛り込めませんでした。議員がこの最も基本的な計画づくりに関与する機会がないことに対する疑問や意識が、残念ながら持てていない議員もいることも事実です。この意義や重要性について、現段階の笛吹市議会では合意形成ができませんでしたが、今後の課題として良い方向に展開していけるよう努めていく必要があると感じています。
また、わたしが(議会報告会などで)市民の方々に申し上げたのは、議会基本条例を市民のみなさまが使い倒していただいて、「議員はちゃんと仕事をしているのか!」とハッパをかけてくださいということでした。もちろん、議員としてもこの条例を駆使して政策形成に資する議員活動・議会活動をしていきたいと思っています。
そういう意味で、栗山町議会基本条例から始まったこの10年の振り返りをしながら、あらためて感じました。 こうしてこのフォーラムに参加してくださっている先駆者や先輩議員、職員の方々の粘り強い取り組みの上に、その延長上に、わたしたちも乗せていただいて、それぞれの自治体議会というフィールドで活動することができているんだなぁと。
そして、これを後退させることなく、一歩を進めるのに大きなエネルギーが必要だとしても、これからの課題に一つ一つ取り組んでいくこと。そうしないと、市民の議会参加も、市民自治も実現し得ないのだということ。…などを再確認して、残りの任期をしっかり務めていかなければ!と心に誓いました! (^^♪
2016.01.22 Friday 09:00
委員会研修(行田市・柏市)
1月19日〜20日、教育厚生常任委員会の委員会研修で埼玉県行田市と千葉県柏市を訪れました。
行田市では、小中学校での少人数学級編成を早くから取り組まれています。 2003年に国の構造改革特区の認定を受け、翌年から小学1・2年と中学1年に30人学級を導入しています。 2006年に隣接の南河原村を編入合併し、新市域も特区承認を受け、法改正による同年の特区認定終了後も引き続き少人数学級を継続し、2008年からは小学3年にも拡大。その後、昨年度からはこれまでの実績と成果を見直す中で小中学校全学年を35人以下学級編成としています。 ![]() 現在の行田市は、16の小学校、8の中学校があり、約6千人余り(小学校4千人、中学校2千人)の児童生徒がいます。 少人数学級編成を行うことにより必要となる教職員の確保のため、市費負担教職員「浮き城先生」を今年度は24名採用しており、個々に応じた支援や担任と保護者の意思疎通を図りやすくなるなどの成果が得られているとのことです。 学力の面でも効果が上がっていると捉えているそうですが、中学校においては学級数の増加によって一人の教員が受け持つ授業数が増えるという面もあるとのことでした。 市費負担教職員は県費教員と給与面でも同待遇としており、一人あたり年間500万円程度の予算を確保して対応しているとのことで、本市と似たような自治体としては政策的に注力するところやメリハリをつける点に工夫がされているのではないかと推察し、参考になりました。一方、本市の取り組みの長所や、さらに伸ばしていける点なども感じられました。 中央道通行止めや道路の除雪等の影響により、1時間遅れでの研修となってしまいました。 最後に議場を拝見させていただき、温かい視察受け入れ対応に感謝しながら市役所を後にしました。 2日目の柏市では、医療介護連携とUR団地の建て替えを伴った「長寿社会のまちづくり」の取り組みを視察しました。 柏市のこのプロジェクトは視察が引きも切らず、今回はつくば市医師会、宇都宮市議会との合同視察となりました。 ![]() 「長寿社会のまちづくり」の取り組みは、厚生労働事務次官まで務められた辻哲夫東大特任教授らの高齢社会総合研究機構が都市モデルとして豊四季台で着手し、柏市が医療連携センターを整備し、在宅医療や居宅介護を充実させていくプロジェクト。 そこに情報共有システムとしてICT活用が組み込まれており、本市はそこの部分の導入を試みている段階です。
ただ、ツールが先にあるのではなく、ビジョンに基づいた取り組みがあっての利活用というところが重要で、柏市の取り組み自体は大変参考になったものの、笛吹市としてはローカルモデルとして取り組まれている福井県坂井市の取り組みも参考にする必要がありそうです。 ![]() 柏市地域医療連携センターで説明をお聴きし、質疑後にURの建替事業が行われているセンターの周囲の団地やサービス付き高齢者住宅などを視察しました。 ![]() このサ高住は、大変興味深い設計になっていて、都市モデルとしてまちづくりの構想のもとにこうした施設を整備していくことは、超高齢化時代を迎える首都圏の都市においては一つのあり方として大いに注目されるものだと感じました。 一方で、ローカルな地域での対応にはこうした事例とはまた違った対応の必要性も感じた視察研修となりました。 しっかりと今後の政策提言に活かしていきたいと思っています。 2013.06.02 Sunday 09:00
ローカルガバナンス学会
昨日は、ラザウォークでキャンペーンの後、山梨学院大学で開催されたローカルガバナンス学会第16回研究会に参加しました。 2012.08.10 Friday 14:00
市議会議長会議員合同研修
山梨県市議会議長会主催の議員合同研修が、8月と2月に開催されます。
今回の講師は、関西大学大学院の小西砂千夫教授。 『厳しさを増す地方財政の今後』と題して、税と社会保障の一体改革の議論の経過からみるこれからの地方財政について講演いただきました。 ![]() 今回は、笛吹市議会から市議会議長会会長が選出されていることから、議会事務局の職員の方々も午前7時から準備で会場入りしていました。 おかげさまでいい研修になったことと思います。 が、質疑応答で質問が出ず、地方財政の部分に入ってきたら質問を…とまさに「サクラ」のようにスタンバっていましたが、いかにも「サクラ」っぽいので質問は控えました。(^_^;) 前回もNHKの島田解説委員への質問してるしな〜。 (隣りから「いいやいいや。終わり終わり!」と小さな掛け声も…) ![]() まぁ、時間の限りもあったことはあったのですが、『地方財政の今後』と銘打っているので、増税分13兆円の消費税の地方分と交付税分と、地方単独の保健福祉等の事業についての具体的な展望や展開は?! ということも、それこそそれぞれの自治体議員が政策として考えていかなければならない!ということを伝えたかったのだろうと勝手に解釈して、会場を後にしました。 ちなみに、全体的には『地方財務』に3回連載していた内容を、大まかに説明してくださっていたものと思います。 2012.01.20 Friday 22:30
こころの発達支援
19日に行ってきた研修について、ご紹介いたします。 2010.04.21 Wednesday 08:00
焼却灰の行方
東山梨環境衛生組合議会で、焼却灰の最終処分を委託している佐久市の(株)フジコーポレーションを視察しました。 |
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